無色的紅色

中文系だった。中国語関係。

【留学なし】【9000字】中国語学習歴+使用参考書まとめ(中検準1級取得前後まで)

私の中国語学習歴はちょっと変わっている。

以下に学習歴を書いておくので、検定関係の合格体験記はそれを差し引いて読んだほうが参考になるかと。 

 

あとで整理する。

書評などは分割したいところ。

2年前に書いた部分は敬体になっている。常体に変えるのが面倒なのでそのままにしておく。

 

「入試終了~大学入学まで」からが本題。

 

 

小学生期

何故か小4辺りから紙の漢字辞典を読むのが好きだった。見出し漢字の下に書いてあるアルファベット(=ピンイン)は何だろうと気になっていました。


小6の確か5月頃に、電子辞書にあった旅行会話の中国語に謎の興味を持ち、音声を再生して遊んでいました。
それには中国語文の下にピンインが附記されており、「qってカ行じゃないんだ!」とか「yanってイエンなのか!yangだとヤンに聞こえるから、gは区別のためについてんのかな?」など適当に解釈してました。この頃は中国語の参考書とか買ってなかったですし。

母音eやüが「オ」や「ユ」ではないことや、shとxの区別を知るのはかなり後ですが、ピンインと声調の大体の対応関係はこの時期に覚えました。ピンインを早期に大体覚えたのはかなり大きかったです。


また、この時にあの漢字辞典のアルファベットはピンインなのだと分かりました。珍しい字のピンインを知るのが楽しかったです。挨拶や5W1Hの簡単な疑問文を覚えたのもこの時期だと思います。这是什么?ぐらいは小6の夏には覚えていました。

 

中1〜高1

NHKのまいにち中国語を中1から中3まで聞いていました。ここで小学生の時に掴めなかった、ピンインはそれぞれどう発音するのか?という点をようやくやりました。

 

ただ、発音練習は決してやりませんでした。やろうとしても声が出ませんでした(精神的に)。実際に声を出して練習するようになったのは大学が決まった高3の3月からです。

 

中2の時にこれをめくったりCDを聞いたりしてました。

中国語のスラング表現―映画・ドラマ・音楽が楽しめる! (アスカカルチャー)

中国語のスラング表現―映画・ドラマ・音楽が楽しめる! (アスカカルチャー)

 

とらばーゆって単語、私は年代的に耳慣れないのですが、中国語の跳槽はかなり見かける気が。見ての通り流行語スラングの本なので、今だともう時代遅れになってる語も多そうです。

CDの読み上げ、結構容赦のないスピードですよ。

 

IPAをちょっと覚えました。 

日本語音声学入門

日本語音声学入門

 

この本が見やすいです。確か1章分IPA(国際音声記号)に費やされています。

日本語音声学に興味はなくとも、IPAを覚えておくと様々な言語の発音を知るのに役立ちます。中国語学習者の場合、どのピンインがどのIPAに相当するか見ておくと、かなり理屈では発音を理解できるようになると思います。どんな舌の位置か、どういう唇の動きかを押さえやすくなるのは大きいです。

 

例を挙げます。

ピンインanとangの母音部分「a」に注目します。

この2つの聞き分けは母音の音色で行われていると思われます。

 

anの「a」はIPAでは[a]、angの「a」はIPAでは[ɑ]と書きます。

どっちも「あ」っぽい音です。

 

IPAの[a]には「非円唇・前舌・広母音」という名前が、

IPAの[ɑ]には「非円唇・後舌・広母音」という名前がついています。

「非円唇~~~広母音」は「あ」っぽい音だと思っといてください。

[a]と[ɑ]の違いは「前舌」か「後舌」かですね。舌の位置だけ変えれば中国語では違う音になるわけです。

 

舌の位置が前にあるか後ろにあるかってちょっとわかりづらいですが、

舌の側面が上奥歯にくっつけられるのが「前舌」、

くっつけられない程度に歯から離すのが「後舌」です。

「an」の音のほうが平べったくて明るい感じがしませんか?

 

ここまでわかったら、音声聞きながら真似するのも併せ練習あるのみです。

 

入試終了〜大学入学まで

国立受験の結果を待たずして中文専攻に行くことは決まっていました。

中国語をやりたくて順当に中文に行けたのは幸運だったと思います。

 

そこで、2015年3月からさっそく中国語の勉強を始めました。

自信を持って真面目に始めたと言えるのはここからです。

 

入試で勉強のリズムが出来ていたので、それを崩したくなかったのもあります。中学入試の終わりの時に、受験終了から入学までの間に勉強しなくなると、勉強の建て直しが効かなくなることを経験として知ったからです。

 

また、受験期の英語の勉強は「英語上達完全マップ」をやや参考にしていましたが、1年半ではたかが知れたものでした。

そこで初級からのスタートである中国語でこの学習法を試したらどうなるか?と思いました。今から振り返るとこれのコンセプトはトレーニングです。

文法書も通読したのですが、通読してもどうしようもない部分はやはりあります。

 

まず、中学の時に買ってあった『ニューエクスプレス 中国語』をやりました。

期間は2015年3月の10時間。

真面目に文法をやっていなかった私は中国語文法の全体像を知りませんでした。本の選定理由は家にあったからというものなのですが、結果的には中々良いものだったと思います。

 

中検4級程度の初級文法は網羅していると思います。

これだけで基礎固めできる!という性質ではありませんが、2冊目で瞬間中作文に移行できるだけの理解はできるでしょう。

解説の詳しさや内容の面白さという点では他の参考書に譲ります。ほんとに中国語初めてって方はもしかしたら他を探したほうが良いかもしれません。

ニューエクの最大の長所は薄いこと。参考書って分厚いだけでやり抜くのに時間がかかり、周回が効きにくくなります。1冊目で挫折しちゃ元も子もありませんからね。

本文は左ページに中国語、右ページに日本語というレイアウトで、瞬間中作文ができます。すべてやり終わったら本文の瞬間中作文を確か15周?ほどしました。

用済みになったら中国語が2外の友達にあげました。

ニューエクスプレス 中国語

ニューエクスプレス 中国語

 

 

3月中にニューエクが終わり、この『口を鍛える中国語作文 初級編』に移行しました。

期間は2015年3月から6月9日の63時間。

 

これもニューエクと一緒に友達にあげました。

[CD2枚付]新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】

[CD2枚付]新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】

 

 

今までの学習歴+ニューエク周回+口を鍛える中国語初級途中までという状態で入学しました。結果、親に中国語ネイティブがいない人間としてはとても早いスタートダッシュを切れました。

 

大学1年生

必修中国語は4コマ、教科書は『一歩一歩学漢語』。

確か第2外国語用だったと思うのですが、上下冊に分かれているのは珍しいですね。

中文専攻だからといってそこまで難しいというわけではなく、むしろ学習進度は法学部に先を越されていました。法学部が複文やってる時に、こっちは了が出てなかった。了の初出は後期1回目でした。専攻しっかりしろ。

教科書なので解説は不親切です。文法事項は中検3級レベルまで網羅されていました。教授も1年で中検3級が目標と仰っていました。

2年生終わりに教科書を引き取ってるサークルに渡しました。

一歩一歩学漢語〈上冊〉

一歩一歩学漢語〈上冊〉

 

 

一歩一歩学漢語〈下冊〉

一歩一歩学漢語〈下冊〉

 

中国語未修者の発音を聞いて、自分は外れ値的に発音が良いと察しました。中高の英語の授業にも言えると思いますが、発音が良いと何故か最初の頃笑いが起きるんですよね。

 

15年5月26日から9月上旬にかけて『精選 中国語基本文例集』をやりました。40時間。

 

精選 中国語基本文例集[第2版]

精選 中国語基本文例集[第2版]

 

 

『精選中国語基本文例集』と確か同時に買ったのがこの『Why?にこたえるはじめての中国語の文法書』、通称Why?です。大学受験英語における『Forest』にあたります。

 

Why?にこたえるはじめての中国語の文法書

Why?にこたえるはじめての中国語の文法書

 

瞬間中作文をする上で知らない文法事項にぶち当たったら一回これを引いて確認していました。逆に言うとそれだけなのであんまり使い込んだ感はありません。問題は使い勝手が悪いですし、スルーでOK。

ただし、元々の瞬間英作文は「知っている文法を体に刷り込ませ、アウトプットができるようになる」練習なので、これを通読してからでも良いかもしれません。

 

 

6月に中検3級を受験し、合格しました。リスニング95、筆記92。

直接の対策は過去問のみです。80点台相当を安定して出していましたが、難化回だけギリギリか落ちた点だったような気がします。リスニングは1.1倍速で解いてました。

中検3級問題集2015年版: 第82回~第84回

中検3級問題集2015年版: 第82回~第84回

 

 

中検3級に合格してから、大学で中検3級対策の授業を取りました。中検3級に合格していると自動的に最高の成績がつく授業でした。楽をしました。

教科書はこれです。普通の検定対策の参考書です。

レーニングブックよりはこっちかな?

中検3級練習帳

中検3級練習帳

 

 

 

『精選 中国語基本文例集』が終わったら、電子辞書にある『口が覚える中国語』の旧版をやりました。電子辞書はCASIOのEX-word DATAPLUS9(XD-K7300)です。

15年9月から16年1月の93時間。手間取ってますね。

CD2枚付 改訂版 口が覚える中国語 スピーキング体得トレーニング

CD2枚付 改訂版 口が覚える中国語 スピーキング体得トレーニング

 

 

カシオ 電子辞書 エクスワード 中国語モデル XD-K7300WE ホワイト

カシオ 電子辞書 エクスワード 中国語モデル XD-K7300WE ホワイト

 

 

本買う金をケチったので電子辞書の付録でやりましたが、 たぶん書籍のほうがやりやすいですね。

というのも、音声を使いながらでしか進めることができないからです。

CD使わずにやりたいのに、勝手にCDが流れてくる感じ。

 

一応工夫していくらか進めやすく、高速化することはできます。

 

音声の速度は最高速にしておきます。ヒントまで読まれたら左の停止ボタンで停止します。押さないと、下手したら日本語を読む前に答えが表示されてしまいます。


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ちょっと考えて中国語読んでみたらor分からなかったら再生して答えを出します。

停止して口が慣れるまで読みます。これの繰り返しです。

 


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周回を重ねて慣れてきたら、答えが出てくるまで待ってると時間の無駄になってきます。

日本語が出てきたら停止せずに中国語を読み、読んだら「次へ」を押して答えを表示させます。

 

 

『口が覚える』の後は『精選 中国語重要文例集』に取り掛かりました。

15年12月〜16年3月の44時間。

CD付 精選 中国語重要文例集 第2版

CD付 精選 中国語重要文例集 第2版

 

 

 

『精選 中国語重要文例集』とそんなにレベルが変わらないのがこれです。ちょっと上かもしれませんが、大差はないはず。

期間は16/2-16/7の78時間。中検2級のために1ヶ月で終わらせようとしましたが全然無理でした。

[CD2枚付]新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【中級編】

[CD2枚付]新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【中級編】

 

精選重要文例集と同じく複文や把構文をカバーしているので、後半までたどり着けばかなり力になります。単語900語が収録されている単語帳代わりになるのも美味しいですね。

 

中検2級の直接の対策は過去問6回分のみです。なぜ古いやつを買ったかというとBOOKOFFに売ってたからです。

中検研究会の2010年版は超難化回が収録されています。準1級で聞かれる語彙がガンガン問われ、何もわかりませんでした。

中検2級問題集〈2010年版〉

中検2級問題集〈2010年版〉

 
中検2級試験問題 解答と解説 (第80・81・82回)

中検2級試験問題 解答と解説 (第80・81・82回)

 

 

 

大学2年生

 

取れる中国語の授業の数が格段に増えました。週11コマ中国語だった気がします。

教科書全般的に独学では使いづらくて、確か教科書を回収しているサークルに引き取ってもらいました。

 

必修2コマは『漢語口語速成・入門篇下冊』と『ことばのふしぎ』の2冊。

漢語口語速成・入門篇(第2版)(日語注釈本)下冊(中国語) (対外漢語短期強化系列教材)

漢語口語速成・入門篇(第2版)(日語注釈本)下冊(中国語) (対外漢語短期強化系列教材)

 

『漢語口語速成』は一応スピーキング教材みたいです。現地のテキストということで、不自然な文がないのは安心。解説の日本語が不自然ですがまぁどうにかなるでしょう。

でも独学なら別に使わなくて良いと思いました。いちいち台詞が長いんですよね。テキストの都合上仕方ないのですが、話し言葉を書き言葉に起こしました感がすごいです。文法の掌握なら中作文した方が便利ですし。

付録のDVDは、欧米人の中国語が明らかに吹き替えで面白いです。

 

ことばのふしぎ

ことばのふしぎ

 

大学の第2外国語教科書。CDないのでほんとに独学させる気がない。

日常生活の中国語を観察して気づいたことを書き綴っている……って感じだったかな?確か外国語向きに書かれた文章ではなく、生の中国語だったと思います。

だから平均的な2外教科書より分量もあり、語彙も随分難易度が高いです。中検3級だと恐らく苦戦するレベル。私も当時既に2級取ってましたが、誤読した文がありました。単語も調べまくってました。

重要的是尊重大伙说话的习惯と请慢走だけ未だに覚えてます。

 

 選択必修のリーディング教科書。2外で使う人もいるでしょうか。

時事中国語の教科書 2016

時事中国語の教科書 2016

 

毎年改定されて内容が変わっている。神保町でも見かける。

やはり解説が乏しく独学には向かないが、最近の中国事情の勉強にはなる。

一応数少ない中国語の報道文に近いものを見られるので、報道文を読む練習をしたい人はどうぞ。

 

「留学」の名を冠したスピーキングの授業の教科書。

これも本来は2年生の2外教科書ですね。

知っておきたい中国事情

知っておきたい中国事情

 

これは前2つの2外教科書よりだいぶ簡単です。会話形式ではなく文章で、学習者向きの書き下ろしです。

本文の難易度はちょうど中検3級の長文程度でしょうか。

 

専攻で最も初級の中国語作文の教科書はこの『初級から中級へ 中国語作文』でした。

大きな書店でも見かけるような?

初級から中級へ 中国語作文

初級から中級へ 中国語作文

 

なぜか単語並べ替えや誤文訂正が中作文問題の後にあります。

中作文だけやっても良いでしょう。

中作文問題は1章あたり20題、易→難の順に並んでいます。

結構難しいです。初級の人が中級になるために使うというよりも、中級の人が初級文法をもっと熟練度高く使いこなせるようになりたいときどうぞ。

準1級持ってても知らない語彙あるかもしれないです。

 

この本自体は量こなせるので悪くないのですが、

作文は瞬間中作文で手一杯ですし十分だったので、2年が終了した時に教科書を回収している学生団体に引き取ってもらいました。

 

最もレベルの高い中国語作文の授業で使った教科書は『チャイニーズライティング』でした。絶版らしい?

 

チャイニーズライティング―これ1冊で中国語常用単語と、文法から作文まで

チャイニーズライティング―これ1冊で中国語常用単語と、文法から作文まで

 

 

ビジネスメールや様々な挨拶、その他長めの和訳が多いです。

難しいです。中検2級レベルは前提です。

 

16年7月から17年1月の6ヶ月44時間で『ビジュアル中国語 基本の表現編』に手をつけました。

ビジュアル中国語・文法講座&例文ドリル (1)基本の表現編

ビジュアル中国語・文法講座&例文ドリル (1)基本の表現編

 

カエルライフは中国の先生執筆ということで、例文の質はある程度信頼できます。

また、文法解説も丁寧です。教科書代わりに使えます。

 

アウトプットの練習に使うとなると、カエルライフは難易度の高いシリーズです。これは中検4-3級向きとあります。しかし実際は文法事項が4-3級なだけで、中々に長い文や知らない語彙があったり……

瞬間中作文の練習としては、2級以上の人も難しいと感じる文があると思います。

 

17年1月から17年10月の127時間でやりました。

ビジュアル中国語・文法講座&例文ドリル (2)一歩進んだ表現編

ビジュアル中国語・文法講座&例文ドリル (2)一歩進んだ表現編

 

緑から大きく難易度が上がります。日本語でも喋るのが苦手な方は「こんなん日本語でも喋れねーよ!!!」と思うかもしれません。私は思いました。

 

副詞の用法とかは色んな参考書でも流されがちですが、これは複数の章を割いてガッチリ練習します。青カエルライフの一番の特徴です。

 

検定対策に使った参考書は別記事で。

 

中検準1級取得以降

17年10月から21年1月までで『ビジュアル中国語 補語編』をやった。計127時間11分。

何故18年に終わらなかったのかは忘れた。

19年以降は大学4年生と修士であり、これをやっている余裕はとてもなかった。

補語表現はその補語が表すコアの意味を量をこなすことで掴むのも大事だが、一方でお決まりの表現があるのもまた事実。

カエルライフは定型表現が豊富だった。

 

2020年9月

www.amazon.co.jp

 

完全に就職のために買った。時間は20年9月の1週間、12時間54分。

この本はAmazonではずっと取り扱いがない。東方書店ウェブストアから買おう。

上級向け×報道文×翻訳ではおそらく唯一の本。1か所に誤訳を見つけてしまったが、これを除けばおすすめ。

 

ちなみに『論説体中国語』はシリーズ化されている。何を隠そう、『時事中国語の教科書』と著者が同じ。

三潴正道氏は人民日報を毎日読んでいるので、教材の題材も人民日報ということである。

 

21年1月~

瞬間中作文系、計300文。

日本語文に誤訳がある箇所がある。他の所も中国語を言うためのトリガーとしてはよろしくはない印象。

しかし瞬間中作文系の参考書は貴重なので、それだけでも買う価値はあると思う。カエルライフの青レベルを楽に作文できる人向け。後半のレベル的に。

修論を書き上げた後の2か月ほどやっていたが、周回しきる前に放置してしまっている……

やらなかったこと

ディクテーション(听写)。

性に合わないので、自主的にはやりませんでした。中検準1級のリスニングにディクテーションがあるので、その対策のみ。あと大学の初級中国語の授業で中検3級レベルのものはやっていましたが。

 

だって時間かかる。1回の放送につき、1文中の数単語ってペースじゃどうにも遅いです。こんなに何度も何度も聞いて字書くのは、上達している実感がありませんでした。

 

ネイティブと対面で会話する。

文字チャットしかやりませんでした。理由は私の語学学習上よろしくない考え方によりいます。別記事で述べます。